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<明日、世は美しいだろう>

Nam June Paik`s Story
ir テキスト
  • 期間 2017-03-10 ~ 2019-02-28 午前10:00~午後7:00 (休館日:毎週月曜日)
  • 場所 ナムジュン・パイク・アートセンター(ソウル特別市鍾路区鍾路53キル12-1)
  • チケット 無料
  • 公式サイト http://sema.seoul.go.kr/korean/information/namjunepaik.jsp ※変更が発生する可能性があるので、公式ウェブサイトの詳細を確認してください。

ナムジュン・パイク・アートセンターの開館展『明日、世は美しいだろう』は、1984年に30年余りぶりに母国を訪れたナムジュン・パイクの記憶と想像の旅を辿る展示会です。 展示はアートセンターの常設プログラム、「ナムジュン・パイク物語」「ナムジュン・パイクのバーチャルミュージアム」「ナムジュン・パイクの部屋」「ナムジュン・パイクへの敬意」など、全4部構成となっています。1984年を起点にナムジュン・パイクの生涯を時系列にこだわらず展示しています。

1部はナムジュン・パイクの主な記憶をテーマにし、それに関する資料や造形物を編集した10冊のノートです。 これらは厳密な意味での公式記録や論理的な学術的研究ではなく、彼の談話、文章、作業、知人などの証言をもとにナムジュン・パイクの考え方をたどるクリエイティブで遂行的なノートです。 続いて、2部はナムジュン・パイクのフルクサス時代を中心に構成されたマルチスクリーンパネルステーションです。 本展示の一環でもある待機画面が終わると、ナムジュン・パイクの生涯や関連資料を探索できるインタラクションスクリーンが現れます。 3部はナムジュン・パイクの生涯の始まりと終わりが連動するマルチインスタレーションです。 そして、4部はアートセンターの入り口から中庭や室内の隅々に隠し絵のように配置されている造形物で、ナムジュン・パイクの断想や哲学を造型的に描いたジオラマの役割をしています。 これらはナムジュン・パイクの主な表現媒体である光、三角・四角・丸の基礎的な形象、走査線、韓国の5色を意味するセクドン、ピクセルなどをモチーフに空間を案内する象徴になります。

『明日、世は美しいだろう』は様々な分野の研究者および作家、企画者と共に催す協同展示会です。ナムジュン・パイク・アートセンターの開館展であると同時に、「ナムジュン・パイク物語」「ナムジュン・パイクのバーチャルミュージアム」「ナムジュン・パイクの部屋」「ナムジュン・パイクへの敬意」の各プログラムの開幕の第一歩となるでしょう。


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